2016年12月24日土曜日

麺や七彩八丁堀店/八丁堀


皆さん、こんちは。
くわしね会会長のキャプテン福田です
今日は八丁堀の「麺や七彩 八丁堀店」にお伺いしました。
それではレポートスタート

よし!出陣!とばかりにやや気合を入れ、念願の八丁堀の麺や七彩に向かう。

麺や七彩は東京における喜多方ラーメンの名店として名高い。
特に麺へのこだわりはトップクラスである。
八丁堀店は東京ラーメンストリートからの移転リニューアルだそうだが、この店は現在全国的には注目を集めている。
何と、注文を受けてから麺を打つというのである。
そ、そんなことが可能なのか?!
私もくわしね会会長としてその真実を確かめるべく八丁堀に向かったのである。
11時開店なので、少し早かったが10時半に日比谷線の八丁堀駅に降り立つ。
地上に上がって2分程度で店の前に着く。
イメージ 1
<左の中段に看板>
オフィス街の月曜10時半は人影も少ない。
店の前に行くと誰もいない
休みではなく誰も並んでいないのである。
少し不安になる。
しかし休みではないようだ。全国的に話題の店の開店30分前である。長蛇の列が出来ていても何の不思議もない。
しかしよく考えてみれば月曜の10時半だ。ラーメン屋さんに並ぶ方がおかしいのかも

少し恥ずかしくなり周辺をぶらりと回って10時45分に並び直す。
まだトップだ。
11時近くなると徐々に私の後ろに行列が出来る。
開店と同時に一番で店に入り、券売機で喜多方ラーメン(煮干し)820円を発注。
他のメニューは喜多方ラーメン(醤油)820円、つけ麺870円、葱ラーメン970円、肉そば1,070円などである。味玉トッピングは150円也。
麺の量が小、中、大から選べ同料金なので大で注文。
手前の端っこに案内され椅子に座ると、目の前にガラスの向こうでおにーさんが麺打ちをしているではないか
粉に水を入れるところから始まる完全手作業である。
麺棒で伸ばし、8つに畳んでから切って行く。
切ってから揉んでちぢれを出して行く。流れるような作業工程だ。
うーむと唸る。むむむむとも声が漏れる。
すごいものを見たような気になる。
やがて10分程度で着丼。
イメージ 2
醤油の色が濃く、煮干しが香る。
麺がやや透き通る感じで荒々しくも美しい。
スープを啜ると醤油の味に気品が感じられ、そこに煮干しの強さが交じり合った旨みが攻め上がる。
麺は想像通りの味だが、太くコシがあり、さらに何故か打ちたての新鮮さみたいなものを感じる。
単に打つのを見ていたせいなのかしらね

メンマは細切りで何とも言えないところだが、チャーシューは豚バラとロースの2種類で丁寧な仕事で美味しい。
スープを飲み進むと丼ぶりの底には魚粉が潜んでいる。
しかしまぁ驚いた。
七彩は都立家政の店が求道的なイメージで有名であったが、まさかここまでやるとは思わなかった。
すべては美味しさの追求の結果なのだろう。
味もさることながら、その執念とも言える素晴らしい探究心に敬服した
開店と同時に店は満員、店内で待っている人もいる。
半分くらいはスーツを着たサラリーマンである。
しかし月曜11時にサラリーマンがこんなに並んで良いのか。
一体どういうことなんだ!責任者出てこい!と言いたくもなるが、きっと「あんただけには言われたくない」と返されて終わりだろう

くわしね度:9.5点
(味もさることながら唯一無二の精神に敬服)
住所:中央区八丁堀2-13-2
経路:日比谷線八丁堀駅徒歩2分
営業時間:11:00~15:30  17:30~22:30(月~金)
       11:00~21:00(土、日、祝)
定休日:第三火曜日
カウンター13席
食べログ公式→https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130202/13184399/




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