2016年12月22日木曜日

しば田/仙川


皆さんこんにちは。
くわしね会会長キャプテン福田です。
今日は仙川の「しば田」さんを訪問しました
それではレポートスタート
真面目な店である。
私は真面目に弱い。
自分が不真面目なせいかもしれない

この店は京王線仙川駅から徒歩10分とアクセスが良いとは言えないロケーションだ。土日休みなのでカタギの方にはなかなか訪問は厳しいだろう。
少し時間をズラして、火曜日の13時過ぎにお伺いしたが行列8人。
やはり人気店なんだな

25分並んで入店。
接客は普通に丁寧だ。
メニューは基本2種類。
中華そばと煮干しそばでそれぞれ750円。
トッピングは味玉100円、チャーシュー200円。
大盛りはプラス150円。
ご飯物はたきこみご飯100円、大盛り150円。
つけそば800円というのもあるみたいだが、訪問した時は誰も頼んでなかった。

さて、中華そばにすべきか煮干しそばにすべきか券売機の前で少し迷う。
評判は煮干しそばが良いようだが、基本はやっぱ中華そばと考え味玉トッピングで発注する。

ヒゲな店主の立ち居振る舞いがなかなか素敵
慌てず騒がず、丁寧でありながらも効率的な動きをする。
あまり見ないなぁ、こんな感じは。
他のラーメン店では味わえないゆったりした時間が流れる。
10分ほどで着丼。


 
イメージ 1
まず感じるのはバランスと美しさだ。
三河屋製麺のストレート中細麺が濃いめの黒っぽい汁に泳ぐ。
メンマとネギのアクセントもしっかりまとまっている。
中でも目を惹くのがチャーシューである。
レアなのだ。
生の赤い色が鮮烈だ。
しかもデフォルトで3枚

スープを啜る。
鴨出汁と聞いていたので、鴨が主張する味と予想していたのだが外れた。
鴨が香るスープである。
鴨が出しゃばらない絶妙のバランスだ。
麺はパツっとした食感。
チャーシューは生の肉の風味が鮮烈。
それでいて食べ進むとチャーシューは火が通り色を変え味を引き出す。

見た目も味も斬新でありながら、ここまでバランス良く昇華させたことに努力と真面目さを感じてしまう。
計算通りなのだろうが、ここに至るまでには大変な試行錯誤があったはずなのだ。
うーむと唸る。道を極めようという姿勢の何と潔いことか。

満足して店を後にする。
行列は12名。14時前なのに、である。

調布は映画の町なのだそうだ。
至るところにペナントが。
映画の町にふさわしい店だ。
絵になる店なのだ。


 
イメージ 2

くわしね度:9.2点
住所:東京都調布市若葉町2-25-20
経路:京王線仙川駅から徒歩10分
休業日:土曜、日曜
営業時間:11:00~14:30  17:30~20:30
カウンター8席


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